2011年03月16日

“1Coin for 6days”2月分お届けのご報告

皆様が寄せて下さった2月分をCACIにお届けいたしました。

今回はCACIボラの重鎮?、菊様に
CACIを代表して受け取って戴きました。


1Coin for 6days2月分お届け.jpg



千葉愛護センターから引き出した検疫明けのポインターをアパートのコの御世話の
御当番に入って下さっていた菊様とともに収容し、
その後、菊様宅に引き取られた、
先日、執事も引き出し搬送に同行した、腎不全のデイジーに逢いに。

引き出しの様子はコチラ

デイジーは菊様宅で、へそ天で寝ておりました顔(笑)

でもね、10分おきに大量の薄い尿を。
で、当然ながら、半端ない多飲。
典型的な進行した腎不全の症状。
そして、フィラリア陽性からくる、あがった呼吸とくぐもった音のする、
心臓の悪いコの典型的な咳。

せっせとトイレシートを取り替える菊さん。

皆様が寄せて下さったトイレシーツ、デイジーもありがたく使わせて戴いていました。
ご支援下さった皆様、本当にありがとうございます。
そして、これからもどうぞ、見守って戴けますようにお願いいたします。
CACIからのご報告はコチラ







センターで遭ったデイジーは、甘えるでもなく、騒ぐでもなく、
ただただ、じーっと、執事の目を一心に見つめていました。
一切視線を外さず、ただ、執事の目を見上げていたデイジー。



これまで複数回、センターの収容室に入り、たくさんの収容犬を見て来ましたが、
執事、初めて、はっきりと、このコが言いたいことが分かってしまったんです。


“連れてってっ!!!!”


言葉として喋っているがごとく、このコはそう言ってるって1分の疑いもなく
執事は分かっちゃったんです。
初めて・・・・。



思い込みと言われるかもだけど、
勝手に感情移入しているだけと言われるかもだけど、



でも、執事は分かったんです。




これまで遭ってきた、センター収容犬もみんなそれぞれ訴えたいことはあったハズ。

なんだけれど、執事は自分自身がなにしろあの空間の中で“自分の命の危機”を
感じる程、
怖いのです。

息をすることを躊躇うほどの緊張と恐怖をあの空間に身を置く度に感じます。


だから、彼らの気持ちを受け取ってあげられる余裕なんてないのです、いつも・・・。
ただ、体が動かなくなるような恐怖感に包まれます。



なのだけれど、初めてデイジーに話しかけられちゃった。
少なくとも、執事はそう思った。

一心に、ただただ、“連れてってっ!!!!!”とそれだけを全身全霊で訴えてた(と執事は思ってる)。



そもそもデイジーはその日、引き出し予定のコではありませんでした。
ですから、もしボン様が引き出し困難な場合には、このコだけは執事が
連れてくしかないかもと思えたコでした。
確実に条件的には執事家収容可能わんこ範疇から外れているのだけど、
でもでも、連れて帰りたいと願わずにはいられないコでした。


一目見てはっきりと分かる高齢。
“年だね・・・”と執事にぽつりと1言だけ呟いたボン様。

“ですね”としか言えなかった執事。


きっとその時の執事の瞳はデイジー同様、“お願いだから連れてってっ!!!!!”と
訴えていたハズ。



既に引き出し予定だったコの引き出し断念を決め、お互いに言葉を交わすことも
出来ない
重い重いものを心に抱えていました。


しばしの沈黙の後に“このコ、出します。”というボン様の言葉に、
膝が崩れそうになりました。





センターに行くということは、
引き出すということは、



“命を救うこと”ではなく、

“命を捨てること”でもあるんです。




勿論捨てたのは元の所有者。
だけど、収容室から全てのコを出してあげられない時点で、
残した来たコ達の命を自分が(も)捨てたという想いを洩れなく背負います。


全てのコを救うことは、不可能なことなのだけれど、
なのだけど、どれだけ、そのことを分かっていても、知っていても、
目の前のコ達を残してくることは
どうにもならない楔を毎回、自分の心に打ち込む作業です。


でも、でも、
引き出せるコがいるならば、
そのコの命だけでも守れるのならば、


執事はこれからも依頼がある限り、センターに足を運びます。

もしまた出逢ってしまったら・・・・。
その慄きはたまらなく大きいけれど、だけど、引き出す人がいる限り、
自分が出来ることを続けてゆきます。


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ニックネーム 執事 at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | CACI支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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